2016年 12月 02日

Kiyoshi Kitagawa Duo & Trio Japan Tour 2016 #2

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11月10日(thu) 新宿
昨日の夜10時には気絶していたように思う。014.gif 長旅の疲れのせいでいつも初日はよく眠れる。8時間は寝たんじゃないか。

昼過ぎに弦楽器工房高崎さんのところへ行くので手土産の甘いものでもと思い伊勢丹へ。お菓子を買った後お惣菜等々売っている
セクションをうろうろ、食欲中枢刺激しまくりな美味しそうなものたちで溢れかえっていて眼を見張るばかりだ。005.gif
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ちょっと早いが晩ご飯用にとサラダ2種類とローストビーフを買い求める。

12時半に菅井くんが迎えに来てくれて高崎さんのところへ。
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今回お借りした楽器は中国製、低音の深みにやや欠けるがバランスのいいとても弾きやすい楽器だ。弦はお願いしていたG弦の
ベルベット社のアニマが切れて在庫がなかったので同じベルベット社のガルボを張ったとのこと。今まで弾いたことのないガルボは
とても太く、生ガット弦フィール、とてもユニークな弦だと感じた。これもやはりGG氏が手がけたんだろうか???027.gif
30分ほど談笑してお暇をする。高崎さん、いつも貴重な楽器を貸していただきありがとうございます。

真っ直ぐホテルに戻り部屋で楽器を小さな小さな音で軽〜く弾いて音程を確かめたりしてくつろぐ。
今回のツアーは日程がなかなかハード、休みがほとんどないのはいつものことだが移動距離が半端ない。なので時間が許す限り
ホテルの部屋で一人でゆっくりしようと思う。体調管理に気をつけないとね。006.gif

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# by kiyoshi-kitagawa | 2016-12-02 18:44 | diary
2016年 12月 01日

Kiyoshi Kitagawa Duo & Trio Japan Tour 2016 #1

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3週間近くの日本滞在を終え、29日にNYに戻りました。
11月11日のワークショップから始まった今回のライブツアー、
どの会場へも多くの方々に足を運んでいただき本当にありがとうございました。

では写真とともに今回のツアーを振り返ってみたいと思います。

11月8日(火)〜9日(水) JFK〜成田ー新宿
普段なら航空会社はマイルを貯めていることもありデルタを使うのだが今回は久しぶりにANAに乗る。
というのもプレミアムエコノミーが普段のエコノミー料金と大差ない値段で出ていたからだ。ラウンジが使えるのはやはりいい。
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朝9時前にはサクッとチェックインを終えラウンジでブラディマリーをぐびぐび、美味しい。ウスターソースは決して入れない。
その代わりタバスコ少々多めがお好み。搭乗まで3杯ほどいただく。

久しぶりのANAのボーディングは実にスムーズ、見事にオーガナイズされている。この時点で既に「日本」に帰ってきているような
気がするから不思議だ。ボーディングにもそれぞれのお国柄、国民性というのがあるのは確か。

プレミアエコノミーの座席は少し広め、レッグルームは前の座席がリクライニングしても足が組めるほどの十分な広さがある。
食事や飲み物はもちろんエコノミークラス、ただ最初の食事後、ビジネスクラスのワインやデザートなどがいただける。
僕も2種類の赤ワインを飲んでみたが、うーん、もう一つかな。

フライトはほとんど揺れることもなく定時出発の定時成田着、日本時間の9日午後4時には迎えにきてくれているマネージャー氏の
菅井くんに会う。そのまま新宿のホテルまで彼の車で移動。正確には彼の車ではなく、彼の実家からお借りしている8人乗りの
ミニバン。僕のツアー時にはいつもこの車を借りている。座席が3列あるのでベースやスーツケースを積んでもトリオ編成なら
余裕の広さ、結局今回は3,600km(!)ほどの走行距離になったがメンバーは各々快適に過ごせたのではないかと思う。

ホテルにチェックイン後、早速部屋飲み用のヴォッカや食料品を買いに近所のドンキホーテへ。前回、9月の東京滞在時も
ドンキにはお世話になった。なんでも揃っているのはありがたい。

夜11時前には就寝。明日は楽器をピックアップしに高崎さんのところへ。さて、今回はどんなベースを貸していただけるのか、
楽しみだ。

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# by kiyoshi-kitagawa | 2016-12-01 23:19 | diary
2016年 10月 04日

日本ライブツアー Fall 2016

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半年に一度ペースで行っている日本でのライブツアー、今回はDuo&Trioです。
11月11日から27日までぎっしりと埋まっています。オフは13日と20日、2回の日曜日のみ、真剣に体調管理を行わないと
途中で倒れてしまいそうなスケジュールです006.gif いつものように見事にツアーを組んでくれたマネージャーの菅井氏に感謝です040.gif

まず初日の11日は「ワークショップ&ミニライブ」。ピアノの片倉真由子さんと二人で主にデュオ演奏の楽しさ、難しさ等々
それぞれの立場からお話しできたらと思っています。参加者の皆さんからの質問はもちろん大歓迎です。デュオ演奏に限らず
幅広い質問をいただけたらと思います。最後にはミニライブも予定しています060.gif
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12日は南青山「ボディ&ソウル」で片倉さんとデュオ、14日の月曜日はアルトサックスの中島朱葉さんとドラムの石若駿くんとの
コードレストリオのライブです。場所は中目黒の「楽屋」。アルトの中島さんとは初共演、とても楽しみなライブです。
そして15日から最終日27日までは今をときめく3人の若手ドラマーたちが数日づつ加わってのトリオライブが続きます。ピアノは
もちろん片倉真由子さん。15日〜19日は石若駿くん、21日〜23日は山田玲くん、24日〜27日は横山和明くん。

未だ選曲に悩んでいますが、澤野工房から出したアルバムの中から今までほとんど演奏したことのない曲を取り上げるのも
悪くないかと思い始めています。それらプラスいつものスタンダード曲を散りばめるといういつものセット構成になりそうです038.gif

みなさま、どうぞよろしくお願い致します。

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# by kiyoshi-kitagawa | 2016-10-04 22:40 | diary
2016年 08月 29日

Gerold Genssler氏のガット弦

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今年5月、京都の”ルクラブジャズ”でライブした時に、コントラバス工房角本の角本さんが聴きに来てくれてベースのよもやま話を
した。で、その中でベース弦の話になり、ドイツのベルリンに個人でガット弦を作っている人がいるんだがその弦が本当に
素晴らしいので一度試してみてはどうか?と強く勧められた。
そのドイツ人の名前は全然聞いたことがなく、でもクラシックのコントラバス奏者はもとよりジャズミュージシャンたちからも
大変注目されている人とのこと、ちょっと興味が湧いた。
NYに戻り早速角本さんにメールしてもう少し詳しく話を聞いた。名前はGerold Gensslerさん。彼のカタログも送ってもらった。
生ガット弦や金属巻きガット弦等々種類豊富にある。

ちょうど同じ頃、ゆかさんがヨーロッパツアーに出ていて偶然にもドイツでライブした時にGG氏の弦が張ってあるベースを
弾いたとのこと、その弦はなんと8年も使っているそうだがとても弾きやすくいい音がするらしい。009.gif
その楽器を貸してくれたベーシストがゆかさんをGG氏の工房へ連れて行ってくれることになっていたが、残念ながら事情があり
実現しなかった。うーん、ホント残念!

ということで、7月も半ば過ぎ、カタログにあるメアドに、自己紹介と弦をオーダーしたい旨メールしてみた。きっと返事は
なかなか来ないんだろうな、と半ば諦め気分でメールしたんだが、なんと翌日に早速返信があった!005.gif
内容を要約すると、ジャズ用に作った2016 APモデルというのがあるからオーダーするならそれをどうぞ、というメール、
これほど早く返事がもらえると思っていなかったので、喜び勇んで速攻その弦をオーダーした。弦はカスタムメイドなので
弦長やテールピースとブリッジ間の距離等々、自分の楽器のいろいろな部分のサイズを測ってそれも送った。
さてこれで注文は完了、弦が出来上がるまでには随分と待たされると聞いているのでまぁ、気長に待つことにしよう。019.gif

ところが、ところがである。なんとその4日後に「1週間後に弦を送ります。届くのには2日ほどかかります」というメールが来た。
いやいや、ちょっと早すぎじゃない?!注文して商品が届くまでには3ヶ月ほどかかるって聞いてたけど・・・。048.gif
そのメールには請求書も添付されていて、支払い方法はヨーロッパではおなじみのPayPal。早速お支払いを、と思ったけど
僕のPayPalアカウントがなぜか凍結されていて使用不可、そこでゆかさんのアカウントから支払ってもらうことに。
さてこれであとは弦が届くのを待つばかりとなった。
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7月下旬に弦は届いた。注文して、というかメールのやりとりを始めてからたった2週間足らずでGG氏のガット弦を入手した。
なんでこんなに対応が早かったんだろ???不思議だ・・・。039.gif039.gif039.gif

弦を束ねているリボンには手書きでKiyoshi Kitagawaと名前が書かれてあって、「これは君専用の弦だよ」と言われている感じが
してちょっと嬉しい。弦と一緒にテールピースワイヤーも同封されていた。この弦の実力を最大限に発揮させるためにはこの
ワイヤーを使って欲しいとのことだ。045.gif

その週末はニューポートジャズフェスでの演奏があったので弦の張替えはそれが終わった翌日の8月1日にした。
とりあえず弦を緩めてテールピースワイヤーの取り替えから。僕は極めて不器用なので、こういうことはやはり几帳面なゆかさんに
お願いしてワイヤー交換が無事終了。ところがさて弦を張ってみますかね、と思った瞬間、「カラン!」と大きな音。005.gif
あ〜、やっちゃった、やっぱりサウンドポスト(魂柱)が倒れちゃった・・・。008.gif
これは弦圧で安定させているだけだから全部の弦を緩めると倒れる場合がある、というかまず倒れるね。残念ながらこれは
うちではどうすることもできないので早速ベースリペアショップ「David Gage」に持っていくことに。
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ここ2回ほどお世話になったザックくんが修理(というほどのものではないが)を担当してくれた。とても丁寧に仕事をしてくれる
ナイスガイだ。やはりガット弦は他の種類の弦とは違って少し太いのでブリッジ(駒)とナット(上駒。指板の上端部分の4本の
溝が掘ってある木片)の溝を少し広げる必要があった。やはりうちで弦を張り替えようとしたのは元々間違いだったわけだね。
サウンドポストが外れてくれたのはある意味ラッキーだったわけだ。006.gif
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ご覧のように駒も上駒も魂柱と同様、弦圧で安定させているので弦を緩めると簡単に外れてしまう。
駒の溝を削っているザックくん。ちなみにこの溝のことを英語ではgrooveっていうんだってね、知らなかった・・・。078.gif
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さてさて弦も張り終え魂柱も定位置に立ててもらい一件落着。早速試し弾きをすると、おやまぁ、なんとも言えない深い音。005.gif
これがガット弦のサウンドなんだろうね。今までテンションのきついスティール弦に押さえつけられてきた楽器なのでまだまだ
ガット弦のゆるいテンションに馴染むまで時間はかかるだろうけれど、既に楽器が「解放された」っていう音がする。
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うちに帰ってゆかさんにも弾いてもらったけど、彼女もびっくりのいい音。それにテンションがちょうどいい感じにゆるいので
超〜弾きやすい。俄然ゆかさんも自分のベースに張りたくなってきたらしく真剣に購入を考え出した。
結論から言うと、その3週間後に今度はゆかさんのベースがザックくんのお世話になったということ。弦が届いて1時間後には
ベースはザックくんの作業台の上に寝てました。そしてもちろん持って行ったのは僕です。045.gif
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夫婦揃ってGG氏のガット弦〜!037.gif
ゆかさんの楽器が見違えるほど弾きやすくいい音になっていて二人ともびっくり。こんなに違うもんなんだねぇ。
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この弦を張ってから1ヶ月近く経つが、毎日が本当に楽しい。ベースを弾くのがこの上なく幸せだ。楽器が日に日にガット弦の
ゆるいテンションになれて馴染んできたのを実感する。
弓を使った時の「反応」がこれまた文句なしに素晴らしい!ピツィカートも弓も両方満足できる弦なんてそうあるもんじゃない。
もうこれから先、他の弦を使うことはちょっと考えられないね。043.gif

この弦の存在を教えてくれた角本さん、本当にありがとうございました!040.gif

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# by kiyoshi-kitagawa | 2016-08-29 07:26 | diary
2016年 08月 27日

個人レッスンのお知らせ 〜9月

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9月4日(日)ケニーバロントリオで東京JAZZに出演するため、来週31日NYを発ち9月1日から7日まで東京に滞在します。
その間の9月3日、6日そして7日の3日間(2日と5日もひょっとしたら時間があるかもですが)個人レッスン希望の方を募ります。
場所は滞在先のホテルを予定しています。
詳細に関しては、kiyoshikitagawa@gmail.comまで遠慮なくメールをください。055.gif
お待ちしています。040.gif

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# by kiyoshi-kitagawa | 2016-08-27 07:58 | diary