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2015年 07月 31日

Jon Faddis Quartet @ "Dizzy's Club" 7.24(fri)-26(sun)

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先週金曜から日曜の3日間、トランペットのJon Faddisのカルテットで"Dizzy's Club"(Broadway&60thSt.)に出演した。
メンバーは、David Hazeltine(p), Dion Parson(ds)それに僕。このメンバーでもうかれこれ10年以上は活動している。

Jonのバンドに参加するきっかけとなったのが石川県野々市市で毎年行われている"Big Apple in Nonoichi"という
ジャズイベント。2001年、このイベントでJonと初めて一緒に演奏し、帰米後彼のカルテットのレギュラーに。
このカルテットでのアルバムはまだ1枚しかなく、それも2006年というからもう9年も前のこと。
少し前になるがJonと二人で話してる時「そろそろニューアルバムを作ろうと思う」ともらしていたけど、
是非是非実現させてもらいたいものだ。

初日の金曜は3時半集合でサウンドチェック。ゆかさんに車で送ってもらう。
もちろんオンタイムで始まるはずもなく、みんな三々五々ダラダラと集まり
でも始まればキチッとJonがすべてをまとめていく。5時前には終了。
このクラブはご飯がでるけれどキッチンは6時にオープン。あまりガッツリ食べる気もなかったので
このタイムワーナービルディングの地下のホールフーズでお寿司かなにか軽いものでもと降りてみる。
入ってすぐにお寿司コーナーがあり物色、マグロとサーモンの握りが3つずつ、それに巻物(らしきもの)が数個、
ちょうどいい量だったので購入、$12.99+taxで14ドルちょい。さすがに高いなぁ・・・。
イートインコーナーがありそこで食す。
いやいや、星一徹じゃないけど「ふざけるな!」と一喝してちゃぶ台をひっくり返してもいいくらいの味。
ホント、安かろう不味かろうならまだ理解の余地はあるが、高いうえに思いっきり不味いんだもん。
もう2度と買わないと決心。まぁもともとホールフーズは全然好きじゃないからどうでもいいんだけど。

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ため息の出るような食事が終わり少しこのあたりをプラプラする。
セントラルパークが目と鼻の先にあるこのタイムワーナービルディング、Dizzy'sからはセントラルパークと摩天楼の
コントラストの美しさを楽しむことができ、演奏が始まる前や終わった後などみんなこぞって窓際に行き記念撮影大会。
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ライブは7時半と9時半、各65分セット。65分???他では聞いたことのない中途半端な演奏時間だ^^;
各3日間ほぼ毎セットソールドアウトということで相変わらずビジネスは絶好調なDizzy's。
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さてここで心配なのがJonのお喋り好き、MC好き。演奏自体は1曲がそれほど長くはならないこのバンド、
ただ曲間のJonの話しが長くなると1時間なんかでは絶対終わらない。
特にクラブギグではJonの他愛もない冗談にみんながすぐいろいろな反応を示すからそれでまたJonもそれに反応して、と
客席との「会話」が始まるともうどうしようもない。

金曜の1セット目はほんの少し長くて70分セット。
でもそこから片付けて客入れしてだから2回目が始まったのは10時少し前。
Dizzy'sでは夜11時ころからlate night sessionというのがあるので一応2セット目は11時前に終わることになっている。
が、もちろん10時前に演奏開始したので、終わったのは11時20分頃、90分セット!長いよ〜。
僕らの後に演奏する連中も若干待ちくたびれた感がありありと。
終演後、即楽器を片付けマネージャーのオフィスに預かってもらって、そのままバイバイ、
夜、ゆかさんはマンハッタンでリハがあったのでそのまま車でお迎えに来てもらう。
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翌25日土曜日は地下鉄通勤。客入れ前に楽器をセットアップしたいので6時過ぎクラブに到着。
いつもように演奏が始まる前にご飯を頂くことに。フライドチキンとグリーンサラダをお願いした。
ドレッシングルームがあるからそこで休憩時間でも食べることができるんだけど、大抵休憩時間はミュージシャンたちの
友人、知人でごった返すのでいつも演奏前に食事することにしている。
フライドチキンにかぶりついている頃メンバーのみなさん到着。
セットリストは前日とほぼ同じ。7時半にスタートし、当然いい感じで客席との「会話」があり、前日同様70分セット。
実は1セット目始まる前にJonの方から「昨日の2回目は長かったよね」との話しがあり、僕が「90分やったよ」と言うと
ニコッと笑って「わかってる、わかってる」。
1セット目が押すと当然2セット目が始まるのは遅くなり、この日も10時前スタート。
そして「わかってる、わかってる」と言いながら客席との「会話」が楽しくなってくるとやはり止まらない^^;;
終演後、楽器を預けてこの日は近所の地下鉄の駅からQに乗りブルックリンに戻った。

翌26日日曜日も地下鉄に乗りクラブへ。
前日同様6時過ぎに楽器をセットアップしフードをオーダー。
とてもハンバーガーの口になっていたのでメニューも見ずにお願いした。
それを食べてちょっとゆっくりするとほぼ演奏開始時間になる。
Ignacio Berroa(ds)、Todd Coolman(b)、Steve Turre(tb)が来ていたので、1セット目最後の曲は
みんなステージに上がってセッション。
この日はゆかさんがバンドメイトのギターの女の子と一緒に2セット目に聴きに来てくれた。
なぜだか2セット目は時間通り終了。ていうかちょっと短めのセット。
終演後はみなさんと軽く談笑して車でブルックリンへ。お疲れ様〜!
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by kiyoshi-kitagawa | 2015-07-31 08:09 | diary


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